平成29年6月講座


 6月1日 木曜日 13:00-14:30

 アビスタ・ホール

参加費700円

定員先着120名

新鋭ピアニストが弾き語る ショパンの愛と生涯

ピアニスト 吉武 優氏

講座概要: 「ピアノの詩人」とうたわれ音楽史に燦然と輝くショパンは、女流作家ジョルジュ・サンドなど女性との愛の遍歴を通じて数多くの名曲を生み出したことでも知られています。このコンサートでは、文化庁新進芸術家海外研修員などとして6年間ドイツ留学し、昨年帰国された気鋭のピアニスト・吉武氏が、新しい感性で代表的な名曲を演奏しながらショパンの愛と生涯を語ってくださいます。演奏予定曲:前奏曲第7番、「雨だれ」、スケルツォ第2番、「英雄ポロネーズ」、「別れの曲」、「革命」など。

 

 

6月5日 月曜日 10:00-11:30

 アビスタ・ホール

参加費700円

定員先着100名

源氏物語を読む 第48回 番外編 巣守巻 -そんな巻あったっけ?-

國學院大學講師・文学博士 堤 康夫氏

講座概要: 我々は『源氏物語』は54帖に決まっていると思っています。でも本当にそうでしょうか。長編の物語の一部が脱落、散逸した可能性はないでしょうか。中世には我々の知らないたくさんの『源氏物語』が存在しました。そのひとつ、巣守巻を取り上げ、「もうひとつの『源氏物語』」の世界を訪ねてみましょう。なお次回はいよいよ『源氏物語』の最終回。平安から江戸時代までの人々が『源氏物語』をどう読み、何を求めて来たのかを考えてみます。

 

  

6月8日 木曜日  13:30-15:00

けやきプラザ 7F 研修室

参加費700円

定員先着60名

 新シリーズ唐詩鑑賞①王維「竹里館」「送元二使安西」

二松學舍大学名誉教授 大地武雄氏

講座概要:中国文学を代表する唐詩は、中国文学の華といわれ、数多くの詩人によって5万首ほど作られています。季節の変化や出会いの喜び、友との別れ、旅の苦しさ、酒宴の楽しさ、人生のはかなさなど、当時の人々の喜怒哀楽が、見事に詠じられています。読む人を感動させるこれらの名詩の数々を共に心ゆくまで鑑賞してゆきましょう。今回は唐代を代表する王維、李白、杜甫の名詩を鑑賞します。第1回目の今回は、役人と隠棲の詩人、王維の「竹里館」と送別詩の代表作「送元二使安西」を鑑賞します。

 

 

6月12日 月曜日 10:00-11:30

 アビスタ・ホール

参加費700円

定員先着100名

西洋史再訪⑨「ローマの平和」の光と影

首都大学東京准教授 高橋亮介氏

講座概要:地中海全域を版図におさめたローマ帝国は、前1世紀末から後2世紀の

半ばまで安定した支配を打ち立て、外敵との大きな戦闘も帝国を揺るがすような

内乱・反乱も経験しない時期を過ごしました。「ローマの平和」として後世に賞賛される、この時代に生きた人々が享受した平和とはいかなるもので、どのように維持されたのでしょうか。また、その平和は手放しで肯定的に評価されるべきなのでしょうか。今回はローマの支配の実態と特徴を見ていきます。

 

 

6月15日 木曜日 10:00-11:30

 アビスタ・ホール

参加費700円

定員先着100名

 シリーズ“こだわって生きる我孫子の人”⑮

美しきアンデスの山(3)蒼き氷河と風の大地 パタゴニア

白樺同人(薪割り集団) 高橋 重氏

講座概要:アンデス山脈は、その南部でアルゼンチンとチリにまたがるパタゴニアに達します。ここは年間を通して強い風が吹き、山脈に降る多量の雪が作り出した地球上で3番目の大きな氷原が広がり、先端では蒼き氷河が音を立てて崩落します。また、フィッツ・ロイやクエルノス・デル・パイネ(パイネの角)など氷河が削り出した独特な形の岩峰が連なり、その麓に広がるナンキョクブナの森の痛々しい山火事の跡には、多くの花々が咲いています。パタゴニアの南端はマゼラン海峡を越えるとフエゴ島が続きます。島の南には、かつて5万キロを旅して辿り着いたモンゴロイドの先住民族の暮らしを伝える世界の果て博物館があり、ビーグル水道ではオタリアやペンギンの営巣地などを自然の姿で見ることができます。ガイドなしで歩き見聞した、これらの大自然と人々の生活などをお話しする予定です。

 

 

6月19日 月曜日 13:00-14:30

アビスタ・ホール

参加費700円

定員先着100名

 消えた植物を復活させる 種子からよみがえる過去の植生

東邦大学理学部准教授 西廣 淳氏

講座概要:近年、身近な自然の価値が見直され、戦後の都市開発や水質汚染などで失われた生態系の健全性を回復させる取り組みが各地で進められています。そのような取り組みでは「消えてしまった植物を復活させる」ことは難しくも重要な課題です。この講座では、印旛沼、霞ヶ浦、東京都内の公園などの現場で、「土の中で生き続ける植物種子」を調べてこられた講師に、「そういう種子から植物を復活させることができるか、そのためには今どういう手を打つべきか」について、わかりやすくお話ししていただきます。手賀沼でも、絶滅状態だったガシャモクが、埋もれていた種子が発芽して再生しており、復活させる活動が広がっている折から、手賀沼にも関心をお持ちの皆様に参考にしていただける講座です。ぜひご来聴ください。